Julia超入門｜while文

今回はJulia言語のwhile文を扱います🐜

開発環境

開発環境は以下の通りです。

項目	内容
OS	Windows 10 Home 64bit
Julia	1.6.3
Cmder	1.3.14

※Cmderは必須ではありません

解説

while文の書き方について、スクリプトを見ながら簡単に解説します。 以下をprintcharwhile.jlファイルとしてコピペして、動かしながら確認してください。

＜スクリプト例>

function main()
    # 文字列用意
    str = "Hello world!"

    # 文字列の長さを取得
    num = length(str)

    i = 1
    while i <= num
        # 1文字出力
        println(str[i])

        # カウンタをインクリメント
        i += 1
    end
end

if abspath(PROGRAM_FILE) == @__FILE__
    main()
end

＜出力結果＞

C:\ari23\dev\julia
λ julia printcharwhile.jl
H
e
l
l
o

w
o
r
l
d
!

while文

Juliaでのwhile文の書き方は、基本的に他のプログラミング言語と同じような形です。

while 条件
        ～条件が真であれば通る～
end

whileの後に書いた条件が真であれば、while～end内の計算をし続けます。したがって、上記スクリプト例ではカウンタ変数iをインクリメントして、while文を抜けるようにしています。

for文とはまた違った書き方ですが、永久ループを書く際によく使われるので、しっかり身につけましょう。

詳細は公式ドキュメントを参照してください。

問題｜総和(while)

1～10までの総和を、while文を使って求めてみましょう。

回答はこちら。

おわりに

Juliaのwhile文を簡単にまとめました。

今回の例題は、break文とif文を使って書くこともできます。余力のある方はぜひ挑戦してみてください。

以上、参考になれば幸いです(^^)

次はこちら。

参考文献

参考文献は以下の通りです。

• Julia Documentation
  Julia公式のドキュメントです。英語ですが、とても丁寧に書かれていて、疑問はだいたい解消されるのではと思います。読み応えも十分。

• 1から始めるJuliaプログラミング
  公式ドキュメントの分量があまりに多くて、もう少しまとまったものが欲しいと思って購入しました。基本から応用まで幅広くカバーされつつ、量も丁度良いです。

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